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田万里屋は
広島の限界集落『田万里(たまり)』から生まれた
食のブランドです。
自然の美味しさを大切にする人々のために、
無肥料・無農薬に徹した農産物をつくり、
これを原料とした加工食品なども製造しています
「田が万(たくさん)ある里」に由来する田万里は、かつて美しい棚田が広がる場所でした。南側の山裾にある旧山陽道は、下関から京都までを結ぶ大動脈として人々の往来が激しい街道で、宿場は多くの旅人で賑わっていました。しかし、昭和30年代に国道2号線や新幹線が整備されると、美しき棚田の田園風景は消え、誰もが通り過ぎるだけの名もなき農村になっていきました。そして現在、集落の人口は360名程。そのうち20~30代は20名足らずという、まさに現代の日本のどこにでもある限界集落です。
この田万里は、オンライン農コミュニティThe CAMPus代表•井本喜久の出身地でもあります。2018年、井本の呼びかけで西日本豪雨災害時には、全国からボランティアが集結。この時から、限界集落を農のチカラで再び若者の集まる賑やかな場にするTAMARIBAプロジェクトがスタートしました。
私たちがつくる作物や食品は『人の心と身体の健康』を第一義に考えています。全ての農作物は、厳選した「種」から苗を育て、培期間中、農薬や肥料を栽一切使わないで生産しています。またそれらを原料に、自然素材100%の製品づくりをしています。
<農作物>
大豆:信濃青大豆・タチナガハ・フクユタカ・エンレイなど
菜種:エルシン酸を含まない原種「ななしきぶ」
お米:西日本の在来種であるアサヒ
野菜:毎日の食卓に欠かせない様々な野菜を少量多品目で生産
<加工食品>
たまりやき(おやき)、菜種油、豆乳チーズほか
今後、ますます気候危機が加速する中で、私たちの暮らしをどう持続可能なカタチにデザインするかを考えたとき、答えは「やっぱり自然と共に歩んでいく」ことでしかないと私たちは確信しています。今後も日本全国で加速度的に増える耕作放棄地は、どこの農村にも存在していますが、これを耕して新しい可能性の農地に生まれ変わらせていけるのは、小さな農家たちだと考えます。そういう観点に立てば、限界集落は宝の山にさえ見えてきます。私たち田万里屋は「次世代農家の希望の星になる」そんな想いをもって、かつてこの地にあった風景・風土を取り戻すべく、土壌や水や周辺環境にやさしい農業を持続可能なかたちで実践していきます。